「今日は、夏目漱石の菩提寺の本法寺。ずっと語り継がれるから、名前は残さないといけないね」
本法寺へ。
「漱石くんの菩提寺ということで、顔出したんだけれど。」
「お父さんとお兄さんが眠ってらしたので、漱石さんも、お墓参りにはいらしていたと思います。」
漱石の家族が眠る墓地があるこのお寺。
漱石の母・千枝は、坊ちゃんの清のモデルだとされていて、漱石ファンも来るそうです。
漱石の句もここに。
このあたりのおすすめの場所を尋ねると、
「このあたりは、印刷会社が多いんですよ。凸版ホールはどうですか?」
「ホールっていっても、何もやっていないんじゃ、マンホールでいいんじゃない?」
夏目漱石の菩提寺 本法寺 文京区小日向1-4-15 03-3941-5316 |
といっていた高田さんですが、印刷博物館へ。
印刷博物館は去年リニューアル。活字版、浮世絵なども集められています。
学芸員の山口さんの案内で、館内を歩きます。
ラスコーの遺跡のレプリカがあります。
凸版印刷は1900年創業の会社だそうです。
1964年の東京オリンピックのポスターが展示されています。
1号ポスターは、シンプルな日の丸。
2号ポスターは、アスリートの写真のポスター。
カラーグラビアで写真をダイナミックに使ったオリンピックポスターは当時初の試み。
筋肉の凹凸を克明に映し出し、印刷史上に残るものになりました。
「このころはグラビアアイドルっていたの?」
「グラビアアイドルという言葉は、グラビア印刷から来ているんですよ」
「ペントハウス」など外国の雑誌を取り寄せて、いろいろ愉しかったという話をする高田さん。
「日本の雑誌だと、見たいところが消されていて、シンナーでとろうとすると、紙まで溶けちゃってね」
活版印刷を体験できるコーナーもあります。
金属製の活字を組んでつくる活版印刷。
文章を考えて、活字を探して組みます。
機械にセットして、バーを上下すると、ローラーにインクをとり、ローラーがインクをつけ、押し当ててくれます。
高田さんが作ったものは、「かんべんしてくれ」のしおり
「24時間乾きません」
「ここに24時間いるわ」
去年リニューアル! 凸版印刷 印刷博物館 文京区水道1-3-3 03-5840-2300 ・入場料 一般 400円 / 70歳以上は無料 ※現在 事前予約制 |
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