5月18日放送の「ぶらり途中下車」の旅は、愛華みれさんが、京王線沿線を訪ねました。
都立小宮公園(京王八王子駅)、古代ローマのジュエリー「guest」(中河原駅)、古民家で食べる韓国料理「茶寮おもだか」(多磨霊園)、青果屋さんでアーティスト「小野田青果店」(調布駅)、ポーランド生まれのドーナツ「ボンチキヤ」(柴崎駅)、三陸のワカメ屋さん「サンリク」手作り陶器のボタン「陶と布0.5gram」(仙川駅)、九州の味「北九州酒場」(新宿駅)
ぶらり途中下車の旅:都立小宮公園(京王八王子駅)
旅のはじめに訪れたのは、「都立小宮公園」
気軽に森林浴が楽しめる、野鳥の楽園です。
公園を出て、京王八王子駅まで歩きます。
<都立小宮公園>
東京都八王子市暁町2-41-6
042-623-1615
guest(中河原駅)
中河原駅で見つけたのは「古代ローマのジュエリーあります」の看板。
マンションの階段を上がると小さな工房らしいものが。
「guest」という店です。
古代ローマのジュエリーってなんだろう?
店主の大澤さんが、教えてくれます。
ローマ帝国時代のガラス製品が、土や砂の中に長い間埋もれて出来たもの、だそう。
土や砂の成分と、ガラスの成分が化学反応で銀化して、さまざまな色と銀色が混じりあいキラキラ。自然の芸術です。
触ってもこわれないので、ペンダントにして身に着けることもできます。
愛華さんは、1万2000円のペンダントをお買い物しました。
<guest>
東京都府中市住吉町1-48-2 マスダビル2F
042-368-7910
ぶらり途中下車の旅:茶寮おもだか(多磨霊園)
途中下車の旅は、多磨霊園駅の「茶寮おもだか」に入ります。
白い暖簾をくぐると、心落ち着く庭園と古民家。
意外なことに、メニューは韓国料理!
お勧めの「三枚肉のプレート」をオーダー。
お肉とキムチを白菜に巻いて、いただきます。愛華さん3口で完食!
この古民家はオーナーの河内直子さん夫妻の河内さんのお父さんのもの。
住みにくくて空き家にしていたのを、譲り受け、改装して韓国料理の店にしました。
夫妻のご主人の方は、韓国出身。韓国料理の店を出したい、という夢をかなえました。
最近他界された直子さんのお父さんは、お店で食事するのを楽しみにしていて、日本人の口に合うメニューにはお父さんのアドバイスがあったそうです。
<茶寮おもだか>
東京都府中市若松町3丁目34-1
042-302-3341
ぶらり途中下車の旅:小野田青果店(調布駅)
ゲゲゲの鬼太郎で有名な天神通りにある青果店。
お店の前に、「アラベスクアート」と書かれた謎のポスターが。
お店の中には、ポスターに映ってる人が働いている!
ポスターの人、山田高靖さんは、お嫁さんの実家を継いだ、青果店の2代目で、アーティスト。
描いている絵を、友人から「アラベスクアート」(イタリア語でアラブ風という意味のアラベスコに由来する言葉。植物紋様などを組み合わせて作る装飾技法)みたいだと言われたので、アラベスクアート、という呼び名を使だしました。
「今から描きますよ」
山田さんは、紙をボードに挟んで、黒のマーカーでさらさらと書く。
「さーっと迷わずに描きます。ちょっとまがったら色を塗る。
でこぼこになったら、びよーんと伸ばす。後から塗っちゃえばいいんだよ。」
話しながら、初めは輪郭だけだった絵が、どんどん緻密に躍動感あふれるものになっていきます。
商店街、野菜の届け先の学校や幼稚園にも、絵を頼まれり、教えたり。
絵と青果店の仕事が上手く繋がっているそう。
「人生も後から塗りなおせるといいわね」と愛華さん。
<アラベスクアート> 小野田青果店
東京都調布市布田1-22−4
ぶらり途中下車の旅:ポンチキヤ(柴崎駅)
お店の外から、揚げパンが見える!
揚げパンには目がない愛華さんは、店内に。
「ポンチキ」は、ポーランドで16世紀から食べられている国中で人気のドーナッツ。
店主の坂元さんは、もともとピアノを勉強していました。ショパンの出身国のポーランドに興味を持ち、ポーランドについて学び、旅すると・・
みんなが行列を作るソウルフード「ポンチキ」の虜になり、これを日本に広めようと決意。
4年間のキッチンカーでの販売を経て、今は店を構えるようになりました。
おすすめのポンチキは、「バラのジャム入り ポンチキ」
ジャムがゆるいので、ジャムの注入部から食べます。
「甘酸っぱい、上品な香り!」
<ポンチキヤ>
東京都調布市菊野台1-27-20
ぶらり途中下車の旅:サンリク(仙川駅)
仙川を降りてやってきたのは、「サンリク」
店頭には、ワカメが並びます。
社長が三陸出身で、ワカメなどを百貨店やスーパーなどに卸す加工業者です。
地元の人にもワカメを味わってほしい、と店舗をオープンしています。
ワカメの試食です。
まずは、三重県のワカメ。「柔らかい!」
三重県のワカメは、柔らかく、サラダなどに向いています。
続いて、三陸のワカメ。「歯ごたえがしっかり!」
三陸のワカメは、食べ応えと香りが特徴。
<サンリク>
東京都調布市柴崎2-2-18
042-444-5796
ぶらり途中下車の旅:陶と布0.5gram(仙川駅)
「陶器のボタンあります」の看板が。
この店は、アーティストが作った陶器のボタンを販売しています。
ボタンは、白いシャツに付け替えるのもおしゃれで、おすすめ。
ホールの無いところにつけても、アクセントに。
昨年オープンのお店です。
陶器に釉薬をかけて焼いて作っているボタンは、一つとして同じものはありません。
<陶と布0.5gram>
東京都調布市緑が丘1-10-22-2F
ぶらり途中下車の旅:北九州酒場(新宿駅)
途中下車の旅は、提灯がずらーっと並んだお店に入ります。
このお店、北九州酒場は、「北九州市応援ショップ」です。
地下に降りる壁にも北九州の案内、店にはいると太鼓がドンと迎えます。
注文をとりにきたのは、久有さん。小倉出身です。
鹿児島出身の愛華さんは、「九州弁、私もしゃべれます。」
おすすめ料理が運ばれてきます。
まずは、「どぶだき」
真っ黒のだいこんと卵、牛筋。
「お酒に合いそう。甘い味噌味です」
「どぶだき」は、北九州の一部で愛されてきたおでんです。
「北九州ハイボール」は、真っ赤です。
「北九州の日本酒と、梅を使っています。」と久有さん。
ぜいたくで、よく酔えるハイボールです。
「一気飲みしそう」と愛華さん。
「肉肉うどん」
生姜がたっぷりのっています。
「うちでも生姜いれようかな?九州を思い出す。」
九州を思い出すお店で、旅はおしまいです。
<北九州酒場>
東京都新宿区西新宿7-11-18
03-5358-9815
コメント
[…] 他にないなどものを売ってる、店主さんが素敵(かわいいし、コメントがはっきりしてる)など、取材されちゃう要素満載なのでしょう。 その時の放送は、こちらです! じゅん散歩柴崎 2019.8.16放送 ぶらり途中下車の旅 京王線 2019.5.18放送 […]