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アド街ック天国はどんな番組?

アド街ック天国は、放送開始25周年になるそうです。
私へいあらん、この番組を見始めて半年なのですが、情報量と取材力にびっくりしています。

番組は1時間。ひとつの街に焦点を当て、新旧の観光スポット、飲食店や名店などをランキング形式で「ベスト20」として紹介。
その街ゆかりの芸能人らがゲスト。司会の井ノ原、レギュラーの山田五郎、薬丸裕英、峰竜太とトークを展開します。
この番組を見ておけば、この町のことがまるごとわかってしまう番組。
ランキングは時にはなるほどでもあり、時には地元の人もびっくりだったりする意外性。
25周年を期に、東京新聞と、テレビ東京のサイトに関係者へのインタビューが掲載されました。
番組の秘密がのぞけた気がします!

アド街ック天国25周年 東京新聞

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テレ東「アド街ック天国」出没から25年 生き残ったワケ  (東京新聞)
https://news.line.me/issue/oa-tokyoshimbun/e02q4dzabusx?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none
毎回一つの街や地域の魅力を紹介するテレビ東京の「出没!アド街ック天国」(土曜午後9時)が1995年4月の開始以来、25周年を迎えた。改廃が激しい情報バラエティー界の中にあって、生

アド街ック天国25周年 堀江プロデューサーインタビュー

誰が作ってるんだろうと思っていたら、「テレ東プラス」にアド街の演出を長く担当してきた堀江プロデユーサーへのインタビュー記事がのっていました。

アド街ック天国が愛される秘訣は?
「細々とやってきた…と言いますか(笑)。あまり”今のテレビはこうだから”とか、流行りに乗らず、派手な作りをせず、地道に自分たちの身の丈に合った作り方をしてきました。作りを派手にすると、どうしても飽きられてしまったり、摩耗してしまったりするのかなと。

たしかに地道な番組かもしれません。私は好きですよ。

取材の様子は
ある日は街のリサーチで、スタッフが地元の飲み屋さんに伺います。そこで、お店の常連さんに『この街はどうですか?』『いいお店はありますか?』『最近、街で面白かったことはありますか?』と聞いたりして情報を集めます。「ひとつの街を数人が担当しますが、だいたい2ヵ月くらいかけて下調べから撮影をしています。同時進行でいろんな班が各街に散らばってリサーチを行いますが、ディレクターは、ひとつの街で靴1足を履きつぶすくらい、まるで刑事のように歩き回ります(笑)。

ひとつの街で靴をはきつぶす!ってどれだけ歩くんでしょう。しかし、放送後、地元の人からも「知らなかった」という声があがっていますものね。

取材の苦労は?

やはり中には”取材拒否”というスポットもあります。でも、”この街を紹介するのに、ここが入ってないとおかしいだろう…”という場所ってありますよね。そういう場合、口説き落とすためにスタッフが何度も何度も通いますが、力及ばず絶対に落ちないところはやっぱりある。
(中略)

でも逆に、『他の番組なら絶対に出ないけど、アド街だけは出る』と言ってくださるお店もあって、それはとても嬉しいことですね

分倍河原の「ラーメン屋さんf」は名前をふせることを条件に、ラーメンの写真がちょっと写りました。
五反田のパブ栄の北川景子似のママも、長らく顔出しNGだったのが、初登場したのでした。

井ノ原さんのMCはいかがですか?

「井ノ原さんはとにかく人柄が温かいんですよね。イメージ通りそのままの方で、人に対して優しいし、裏表なく気取りもない。庶民的で人が大好きな方なので、VTRに出てくる人々に対して優しいですし、必ずいい言葉でフォローしてくださる。誰も傷つかない、みんなのことを愛している感じがすごいなと思います。愛川さんもそうでしたが、番組の若いスタッフに対しても優しさであふれている。そのあたりは、井ノ原さんも愛川さんと同じ気持ちでいてくださるのかなと感じます」

井ノ原さんは、テレビがないところでもやさしさにあふれているんですね!

アド街ック天国25周年 アシスタント須黒アナが井ノ原さんにインタビュー

さらに同じテレ東プラスに、司会の井ノ原さんへの、アシスタントの須黒アナがインタビューがのっていました。

須黒アナからみた井ノ原さんは?
須黒:本当に違和感なく溶け込んでいて、でもやっぱりどこか井ノ原さんらしさが番組の中ににじみ出ていて、それはあたたかさだったり、街に出ていくと人との触れ合いがすごく上手だなと。井ノ原:そうですか。聞いてみないとわからないものですね(笑)。須黒:あと知らない街を知らない、とそのまま伝えて下さるのが新しい視点でいいなと思います。そういう方の意見が入ることで、また街って変わっていくんじゃないかと思います。

井ノ原部長自ら、食堂でインタビューしてきたいました。

井ノ原:全部DVDにして学校とかに置いて、この時代どんな感じだったんだろう?って、資料として見てもいいくらいですよね。

アド街ック天国25周年 プロデューサー テレビ東京 小高亮

プロデューサー テレビ東京 制作局 小高亮コメント

25 年…一言ではとても言い表せないほどの長い歴史を持つ番組です。私は5代目のプロデューサーなので、全てを知るわ けではありませんが…一人の人間が生まれて社会人になる以上の年月を「アド街」は生きてきたことになります。生まれて、育 てられて、成長して…挫折や危機もあったと思います。それはまさに人生ならぬ”番組生”とでも申しましょうか。紆余曲折、悲喜こもごもの末に今の「アド街」があると感じています。

しかし「アド街」は決して老舗の看板にあぐらをかくような番組ではありません。25 年を機にまた新たに生まれ変わるつもりで、 これからも日々成長し、全ての世代から尚一層愛される番組となれるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

アド街ック天国25周年 山田五郎さんインタビュー

22年に渡って”「街に詳しい」コメンテーター”として出演し、独自の視点で街の魅力を伝えてきた山田五郎さんへのインタビューものっていました。

代官山が注目され、シロガネーゼという言葉が生まれ、横浜ではみなとみらい21地区に次々に新施設が生まれていました。その後も六本木ヒルズや東京ミッドタウンができた頃までは、まだどこか浮ついた感じが残っていましたが、2000年代に入ってからは番組でも立石や十条といったキャラの立った下町が取り上げられる機会が増えてきたように感じます。番組の基本スタンスは変わりませんが、人気のある街は時代と共に結構、変わってきましたよね

私も立石や十条や、昔からのものが残る町に惹かれます。世の中のトレンドと歩調をあわせてる?

お店の情報はネットでも手に入るけど、それだけじゃない。そこに集う人々や醸し出される雰囲気は、常に変化しています。ベテランスタッフが撮ったテレビ映像からは、そういう微妙な空気感のようなものまで伝わってくるんですよ。

テレビ映像から空気感も伝わってくる!

初代司会者 愛川欽也さんで、僕がいちばん心に残っているのは、”街を作るのは人”という教え。これはイノッチにもしっかり受け継がれていると思います。『いい街とはそこに暮らす人たちが幸せな街』という”街の理想像”も。イノッチはそこを踏まえた上で、VTRでもゲストの発言でもいいところをどんどん見つけて拾っていこうとする姿勢が素晴らしい。愛川さんとイノッチ、峰(竜太)さんに薬丸(裕英)さんに歴代アナウンサーに僕と、レギュラー陣が世代はバラバラでも”街の理想像”を共有できてきたからこそ、番組が長く続いているのだと思います

アド街には、町の理想像があるんだな。見てるとなんだかしみじみするんですよね。

僕は東京という街の活力源は”雑多性”にあると思っています。台地と低地、山の手と下町が都心部でここまで複雑に入り乱れた地形を持つ大都市は、実は世界にもあまり例がありません。そんな地形も幸いして、この街では江戸時代からさまざまな職業や世代の人たちが近い距離で交わり合い、文化や経済を発展させてきたわけです。これからも、そんな雑多性を保ちつつバランスよく新陳代謝していく街であってほしいと願っています

東京の活力は雑多性。ブラタモリではないけれど、地形が町の性格を方向づけるのですね!山田五郎さんに弟子入りしたくなる。

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