「桜新町と言えば、長谷川町子美術館。今度記念館もオープンしたんですね」
サザエさんといじわるばあさんと、長谷川町子さんの像もあります。
町子さんの生誕100年で、記念館ができました。
直筆原稿や創作秘話もあるようです。
「クレヨンしんちゃんだよ」と言って、子どもたちにうける高田さん。
館内を案内してもらいます。
サザエさん一家や、いじわるばあさんの家系図。
「いじわるばあさんは、いしさんっていうんだ、知らなかった」
サザエさんの4コマまんがをもとに作った茶の間。
15歳でデビューした長谷川町子さん。出身の九州の地方紙で連載が始まったマンガは、全国紙に移りました。
長谷川町子さんが書いた絵本もあります。
「貴重だなあ」
デジタルの塗り絵で、サザエさんを塗ってみました。
さすが上手です。
町子さんのお手本と比べて、「こっちがいいね」と自分の絵を指す。
サザエさんのアイデアは、福岡のももち浜で考えた。
海のいきものがいっぱいなサザエさん。
長谷川町子さんが書いた、精密な猫の絵。
「こういうのも上手いのよ!」
長谷川町子さんの歴史のコーナー。
のらくろの作者、太川水泡さんに弟子入りしていました。
福岡の地方紙ではじまった、連載第一号も展示されています。
世相を映したサザエさん、ツイッキーというミニミニスカートをはいたサザエさんも描かれています。
「一度だけ登場したタラちゃんの妹の名前、わかりますか?」
「クリオネちゃん?」
答えは、ヒトデちゃんです。
町子さんが一年間筆を握らなかった時期の作られた陶芸作品も。
「筆を握るのがいやになった時期があったんです」
「おれも、筆をとるの休もうかなあ」
長谷川町子美術館・記念館 世田谷区桜新町1-30-6 03-3701-8766 ※現在 展示替えの為休館 10月10日(土)より再開 ≪入館料(美術館含む)≫ ・一般 900円 ・65歳以上 800円 ・高校・大学生 500円 ・小・中学生 400円 |