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じゅん散歩(京橋):アーティゾン美術館がオープン!
もうすぐオープンするアーティゾン美術館の前からおさんぽです。
江戸時代道具屋街として知られた京橋では、明治以降、道具屋が美術商になり、100軒以上の骨董・美術の街となりました。
今週土曜日にはアーティゾン美術館がオープンします。
京橋彩区(きょうばしさいく)という、高層ビルとアーティンゾン美術館からなる、
若手芸術家の活動を支援するスペースも備えたアートの空間が計画中。
今以上の芸術のまちになりそうです。
今月18日オープン アーティゾン美術館 中央区京橋1-7-2 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
じゅん散歩(京橋):魯山人(ろさんじん)のギャラリー!魯卿あん(ろけいあん)
路地を歩く高田純次さん。
ギャラリー、古物商などが並び、ショウウィンドウにも、絵が展示されていたり、壺が飾ってあったり、美術の町という感じです。
「北大路魯山人」の看板を見て、魯卿あん(ろけいあん)へ。
北大路魯山人は京橋で、美術店(大雅堂)と会員制の美食倶楽部を営んでいました。
その跡地に、開いたのがこのお店。
社長の黒田さんが案内してくれます。
魯山人の壺(1200万円)や、6枚280万のお皿。
揃いのお皿でも、1枚1枚表情がちがいます。
「魯山人を持ってるけれど、本物かどうか・・」
「ちょっと眺めるだけでも、人生の機微を感じる」と高田純次さん。
「今度、休日に、1200万円の壺を買いにくるかも」
店のご主人は「おおきな札をつけときますね」
黒田さんの文章がこちら。京橋時代の魯山人
魯卿あん 中央区京橋2-9-9 ASビルディング1階 03-6228-7704 ・信楽花入 1200万円 ・鐡絵紅葉文皿 六 280万円 ・木の葉小向 五 120万円 ・備前土木の葉皿 五人 70万円 ・魚形箸置 六 38万円 |
じゅん散歩(京橋):江戸箒(ほうき)老舗!白木屋傳兵衛
江戸箒老舗 白木屋傳兵衛へ。
お店だけれど、製品の箱なども置かれていて、問屋さん風でもあります。
お店の高野さんに聞くと、この店で、作って、卸して、小売りもしているそう。
(全部ですね!)
小さい箒をみた高田純次さん、「消しゴムの掃除によさそう」
「お召し物の掃除にもいいですよ」
「何代目なの?」
「ぼくは従業員なんです。今は7代目です」
私も、この方は、お店の経営者かな、と思いました。
そういう雰囲気があったので・・
箒は、「ホウキモロコシ」というイネ科の植物から作るそう。
このお店の箒は、軽さと、穂先のコシ。
普通の箒は、くしをさして強度をあげるが、この店の箒は、編み込む回数を増やして頑丈にしています。
普通の箒と比べた高田さん、
「軽いし、汚れもよくはける、こんなに・・」
「そこまででは」と店の方。
今度は、7代目のご主人登場。
「若いですね」
「私がずっと生きていたわけではないので」
箒は、最近、若い人ににも人気。
マンションに住んでいる部屋が広くない人などが買っていくそう。
たしかに、「掃除機かけるほどでは」というときに、箒はいいかもしれません。
店主さん、店員さんとも、話しやすいそうで、行ってみたい老舗です。
こんなお店です
江戸箒老舗 白木屋傳兵衛 中央区京橋3-9-8 白伝ビル1F 03-3563-1771 ・江戸手箒 8,800円 |