5月25日放送の「ぶらり途中下車」の旅は、田山涼成さんが、総武線沿線を訪ねました。
成東・東金食虫植物群落(成東駅)、ほっぺキャロットの羽二重餅の「おきなや」(八街駅)、土器を作る謎のアーティスト安井さん(八街駅)、酒蔵カフェ「酒々井まがり屋」(南酒々井駅)、キティコレクター「郡司さん」(四街道駅)、たたみスイーツの「cafe5」(千葉駅)、パンやスイーツ型の帽子屋さん「KENT HAT」(津田沼駅)、トルティーヤの「北出食堂」(馬喰町駅)を歩きました。
成東・東金食虫植物群落(成東駅)
旅のはじめに訪れたのは「成東・東金食虫植物群落」です。日本に生息する食虫植物20種類のうち、8種類を観察することができます。
広ーい園内では、どれが食虫植物なのかわかりません。
木道の上で、ガイドの方に案内してもらいます。
今は、「イシモチソウ」がいっぱいはえているんです。センモウというのが黄色く光っているのが、「イシモチソウ」。石を持ち上げるくらい力が強いので、「イシモチソウ」です。
虫が捕まっています!
花が咲く5月~6月には、子孫を残すために栄養をとるため、盛んに虫をつかまえるそう。スプーンのような葉で虫を捕まえる「モウセンゴケ」もこの時期に咲いています。
土に栄養が少ないこのあたりでは、虫を栄養とする食虫植物が多く生き残ったんだそうです。地元の人がボランティアで案内してくれます。
<成東・東金食虫植物群落>
千葉県山武市島畑田464-8
0475-82-4871
おきなや(八街駅)
八街は落花生で有名な町です。
昭和の名残りのある町を歩きます。
「ほっぺキャロット 羽二重餅」の看板を見つけてお店の中へ。
田山さんは、一口食べて
「いけませんね。すぐにもう一つ食べたくなる」
開発したのは、お店の四代目ご主人。
友達の農家で作っている「ほっぺキャロット」を使っています。ニンジン嫌いの子どもでも食べられるお菓子です。
ニンジンを使った羽二重餅だそうです。オレンジ色、きれい!
「おきなや」のホームページをみると、大正元年の創業。
八街の名産品である落花生や地元農産物をできるだけ使ったお菓子作りをしているとのことです。
<おきなや>
千葉県八街市八街に120
043-444-0437
安井健壮さんの土器と丸木船
歩いていると、謎めいたおうちを発見!
庭に船が!土器もあります・・
家の持ち主安井さんは、土器を作っているらしい。
船は、丸太を手作りの石器でくり抜いたものです。
「これ、浮くんですか」「浮かべましょう!」と近所の沼へ。
二人で縄文人の衣装に着替えます。安井さんは、船に乗りますが、田山さんは恐れて乗りません。
安井さんの本業は、油絵の画家さんですって。
毎日がめちゃくちゃ楽しそうな安井さんです。
それにしても、田山さんは船が怖かったんですね。
「絶対乗りません」って言っていました。代わりに乗りたかった!
<安井健荘さん>
HPがあります。油絵の画家さんとしてのページで、土器のことは書いてありません。
酒々井まがり家 酒蔵カフェ(南酒々井駅)
南酒々井駅は無人駅。猫が多い。
古民家です。新潟から移設した酒蔵だそうです。
おすすめは、「パスタ」
見た目は卵とじなんだけれど、中に茶色い麺が・・
酒粕のはいった麺を、みそで煮込み卵でとじるんです。
「酒粕のにおいはしないけれど、噛むと、味がぴゅっと入ってきます。これをパスタと呼ぶ自信がね。いけませんね。」
新潟のはっと汁という郷土料理がベースになっているという謎のパスタ。ごつい外観ですれど、食べてみたいですね。
<酒々井町まがり家 酒蔵カフェ>
千葉県印旛郡酒々井町馬橋106
043-496-1001
郡司政男さん(四街道駅)
ピングのドーム型の家が住宅の中に現れます。
中から出てきたのは、普通の男の方。
この人、郡司さんは、キティグッズコレクションのギネス記録保持者。
日光に行ってストラップを買ったのを機に、キティグッズにはまったそうです。
「キティに癒されて・・」
「何かつらいお仕事でもされてた?」
「刑事です!退職金をつぎ込んで、このハウスを建てました。つぎ込んだお金はグッズだけで2000万円」
奥さんも登場。勇ましい奥さんです。
「人生あといくらもないから、花咲かせてやってるのよ!」
<郡司政男さん>
千葉県四街道市栗山1052-224
090-1558-8036
cafe5(千葉駅)
千葉にある皮の職人さんが、工房の中に開いたカフェです。
お客さんが入りやすいように、カフェも併設したそうです。
メニューは、畳屋さんををしている高校の友人と開発した、「たたみラテ」「たたみマフィン」
食べられる「い草」の粉末がはいっている!!
抹茶のように練りこんで食べるんです。
味は、畳の味ではない!口の中がすっとするような、さわやかな風味だそうです。
お友達の畳屋(堀江畳店)さんもやってきた。畳文化を守るための取り組みの一つが、カフェとコラボしたスイーツの開発なのです。
友達同士で、ものづくり、これは楽しそう!
<Cafe5>
千葉県千葉市中央区汐見丘町15-9
043-302-4833
<堀江畳店>
KENT HAT(津田沼駅)
住宅街の路上で写真の写真をとる若者。
帽子職人なんだそうです。
茶色いのは「カヌレ」の帽子です。メロンパンの帽子もあるよ。
工房におじゃまします。「メロンパンの帽子も・・」「マカロン帽子、食パン帽子」
普段帽子に興味がない人にも興味を持ってもらおうと、遊び心あふれる帽子を開発中。インターネットで販売中です。
<KENT HAT>HPあり
北出食堂(馬喰町駅)
ニューヨーク仕込みのトルティーヤのお店。
酸味がある材料が合うそうで、「しめさばのトルティーヤ」はわさびをたっぷり入れて絶妙な味。
<北出食堂>
東京都千代田区岩本町1丁目13-5
03-6240-9920
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