林田理沙さん情報を別記事でかいています。こちらです。
ブラタモリ四万十川(2020.2.8放送)の記事をかいています。
こちらです。
Contents
ブラタモリ四万十川:まずは前回の復習から!
「四万十川が最後の清流と呼ばれる秘密とは?」
透明度では120位の四万十川がなぜ「清流」なんでしょう?
・下流で舟に乗って見た」のは、「人工物が少ない」こと。見渡す限りの大自然。
・やはり、同じ舟から、カニをはじめ、生き物の豊富さを知りました。地元の人が川漁師として、川とかかわって生活しています。
・中流でラフティングに挑戦し、川がものすごく蛇行をしている(40分も漕いで一回りしてしまうくらい)ことを体感。
ブラタモリ(四万十川):中流域の奇跡の地形
今日は源流点を目指します。
前回の放送終了の場所からです。
「意外な地形ですね」
タモリさんは、何か違和感を感じている様子。
上空からみると、深い谷の中ほどに広い平地(ドーナツというか馬蹄形)がひろがっています。
「ここは随分前の蛇行したあと?」
「蛇行がはげしくなって、ショートカットしたあとだ」
そのあと、その跡地が隆起し、川より高いところに平地が残った。
その平地は、水田となって、活用。
しかも、この土地は、川より高い場所にあるので、水害から守られています。
「川には川の論理があって曲がってるんです。攻撃できない岩盤があると流れを変える」
「人間とは違うスケールの営みがあるね」
「ここの人間は川に合わせて生きている。いいことは受け取って、悪いものは上手にいなす」と案内人さん。
「川とともに生きるのにちょうどいい集落の規模」タモリさん。
「大きくなりすぎると、川のことを忘れますね」林田さん。
洪水を受け流す沈下橋も、そんな人間の生き方のあらわれです。
ブラタモリ(四万十川)メランジュで隆起
「今度は、土地の隆起の理由をさぐりましょう」
筑波大の先生の案内人さん。
地層があらわになっているところを、ハンマでたたく。
「硬さがちがう。砂岩と泥岩の互層だ」
違う地形が交互になってるのを互層といいます。
その積み重なり方は乱れて、ごちゃごちゃしてます。なぜまぜこぜなんでしょう。
「メランジュ?」タモリさんが正解。
大陸プレートに、海洋プレートが陸地にしずみこむようにぶつかってくる。その時、海洋プレートの表層にあるものが大陸プレートにくっついた付加体がぐしゃぐしゃに。
カステラで実験!
実験後のカステラそ食べていいことになり、嬉しそうな林田アナ。
始まりました#ブラタモリ
高知県四万十川
後編林田理沙アナの食レポ→「おいしい」
→付加体の構造の形成実験で使ったバームクーヘン→
地学科学実験、毎回あるといいですねドローン空撮?
四万十川を背景にして
親子の記念撮影のようですね最後の清流お分かりになりましたか?
ガッテンガッテン pic.twitter.com/RMRG32E3UC— 香港でsake and rain2 (@Rain2And) February 8, 2020
ここの地層は四万十帯といわれます。
隆起のおかげで、川が底の方を走る美しい景色が見られます。
◆メランジュを説明してくださるツイート
“さまざまな岩石が変形し、混合した状態にあるものをメランジュといいます。メランジュは、地すべりや土石流、断層運動などで元からあった岩石が混合してできると考えられていますが、特にプレートの沈み込みでできる付加体に見られるものをメランジュと呼びます”https://t.co/E3b7ybO8Fc #ブラタモリ
— 好古真之 (@yoshiful_saney) February 8, 2020
ブラタモリ(四万十川):ゼロ系新幹線が予土線を走る
予土線が通過!
「新幹線型だ」
鉄道ホビートレインといって、ゼロ系新幹線の形をしたかわいい電車です。
予土線は四万十川を眺められるんですね。
本数は少ないので、タモリさん、見ることができて喜びます。
「一両の新幹線・・」と林田アナも楽しそう。
◆かわいい車両ですね。胸きゅんです!
予土線本数くそ少ないのに、出会えてしかも新幹線のホビートレインに出会えるとかタモリさん、持ってますねw#ブラタモリ pic.twitter.com/Zk5BsJIKRD
— yuuta (@yuutyan0829) February 8, 2020
◆
タモリさん、見てたら新幹線、映った
また、乗りたい〜遠いー〜#ブラタモリ pic.twitter.com/uz1L2Gu3mn— ゆず (@uzu_ku_n) February 8, 2020
そのあと、「アンパンマン列車」も通ります。
ブラタモリ(四万十川):四万十川が海に注がないのは?砂岩と泥岩が流れを決めた
四万十川は、中流域で、太平洋に近いところを通りながら、太平洋に注がず、長い流れになっている。
「海といっしょにならないぞ。川を楽しみたい」
あるカーブで、流れを西にとった、という地点に立ちます。
窪川というところ?
この地点で、太平洋の方に流れようとしたが、隆起してきた、付加体でできた山が四万十川のゆくてをはばみ、付加体のシワに沿って四万十川は西へ。
太平洋には注がなかったのです。
「川がしゃべれたら、「このポイントだった」っていうよね」とタモリさん。
◆
まぁ自局だしw#ブラタモリ pic.twitter.com/wn7hrrofCU
— 偽ミカワ人 (@nise_3kawan) February 8, 2020
地質図と川の流路を比べると、硬い砂岩にはばまれ、柔らかい泥岩をけずって、流れていくことがわかります。
四万十帯の砂岩と泥岩が川の流路を決めていました。
川の気持ちになって、タモリさんが解説。
「逃げるばかりの人生じゃだめだ!」と砂岩層に突入した、と川の人生を語ります。
すぐに太平洋にそそいでいたら、こんな川にはなっていなかった・・
ブラタモリ(四万十川):源流点には石灰岩!秩父帯の急峻な地形
190キロ地点まできました。
最後の集落は、高知県津野町船戸集落。
源流があるのは、不入山(いらずやま)。
山は人の手がはいっていなくて、落ち葉がフィルターとなって、きれいな水が川に流れます。
最後の25分は、徒歩になります。
険しい山帯道を登り始めて、10分で白っぽい石が出現。
「石灰岩?」
この石は、もともとはサンゴ礁。
2億年前プレートとして運ばれ、隆起したもの。
ここは秩父帯という硬い地層になります。
四万十帯より、急峻な地形が作られやすい。
「さっきからの急な山道は秩父帯なんですよ」
急な山があることで、太平洋からの湿った空気がここに多くの雨を降らせ、それが源流になったのです。
源流も近く、川は糸のよう。
「山道はどうですか?」
「好きじゃないね」
源流にきました。
白い標識(があり、渡川(四万十川)ここからはじまる。
帰って来てブラタモリ見てるよー くさなぎ君酷い声だなぁ pic.twitter.com/9ttiwU0N0R
— じまさん (@GSXR1100J2) February 8, 2020
「実はダムがないんですよ」と案内人さん。
ダムがないので、土砂も流れないし、生き物の遡上もさまたげられないのです。
「今回はどうでしたか?」
「いろいろあったね、こんなに付加体を身近に感じたことはなかった」
◆秩父帯の解説でしょうか?読まなくては!
この地形については尾方・大坪(2019;第四紀研究)でも写真つきで解説しています #ブラタモリ #四万十川 https://t.co/dcURrfiQ6d
— Takayuki Ogata (@s15taka) February 8, 2020
◆付加体がこんなに有名になるとは!
四万十川と言うより付加体を褒めるw#ブラタモリ pic.twitter.com/14JA3F8cSd
— 偽ミカワ人 (@nise_3kawan) February 8, 2020
番組のサイト
タモリさん、いよいよ四万十川の源流へ! 高知を流れる四万十川が“最後の清流”と呼ばれる秘密をブラブラ歩いて解き明かす▽蛇行が生み出した不思議な地形の秘密とは!?
「ブラタモリ#155」で訪れたのは、前回に続き高知県の四万十川。今回は全長196kmにわたる川の中流から上流、そして源流点までをさかのぼる▽中流域で見つけた奇跡の地形の謎を探る!?▽マーブル状の地層「メランジュ」とは!?▽四万十川の運命を分けた“曲がり角”を訪ねる▽まさかのゼロ系新幹線?四国を走るレアな鉄道に遭遇!▽ありのままの自然が四万十で保たれる秘密▽そして、源流点を目指して険しい山道を歩く! 【出演】タモリ,林田理沙,【語り】草彅剛 |
コメント
[…] 四万十川では、メランジェをバームクーヘンを使って実験。 私、この話、よくわからなかったんです。バームクーヘンに乗っている付加体が、特に何だか。 実験のあと、バームクーヘンを食べていいことになり、うれしそうに食べる林田さんがよかったです。 放送のくわしいレポートはこちら! […]