2019年9月2日のじゅん散歩は、金沢を歩きました。
金沢駅前からお散歩スタートです。
「じゅん散歩、とうとう金沢にやってきました。」
ここは、もてなし通路。鼓と形が似ている鼓門(つづみもん )。記憶に残る駅になっています。アメリカの旅行誌「トラベル・レジャー」の選ぶ世界で最も美しい駅14選の 6位に選ばれました。
【ナレーション】
北陸新幹線の延長で、東京からもぐっと近くなりました。加賀百万石の歴史と伝統に培われた文化と芸術がみどころです。
◆もてなし通路って?
「駅を降りた人に傘を差し出す、もてなしの心」を表現したドーム。
3,019枚ものガラスを使用し、金沢の玄関口に、明るく、雨にもぬれない広場を作り出しています。
◆鼓門って?
金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓をイメージした2脚の柱に、緩やかな曲面を描く屋根をかけたもの。
じゅん散歩:北川食品 近江市場の青果店
「あのきれいなのはなに?」
ビルのように見えますが・・近づくと、1階は、様々な店が並ぶ近江市場です。
「入口のそばは家賃が高いのかな」
金沢名物のどぐろを売ってる魚屋さんがあります。
フランス語で話すグループに話しかける高田純次さん。
フランス語で「朝食一緒にいかが?」
みんないろいろ返事をしてくれるんだれど、返ってきた言葉は、わかりません。フランス語ですものね!
【ナレーション】
リニューアルして、観光客も利用しやすくなった近江市場。のどぐろなど北陸の名産品が並びます。観光客は一日三万人!
きれいに野菜が並んでる八百屋さんです。いろいろな品種がななめの陳列台にずらり。この陳列は、自然とそうなったそう。
店主さんが、珍しい野菜を説明してくれます。
加賀太きゅうりは、うりみたいです。普通のきゅうりは、塩でぐんにゃりするけれど、このきゅうりは、しゃりっとなるそう。
金時草(きんじそう)は、紫色と緑色が混じるしゃきっとした野菜。酢の物に向いていそうです。小松菜のように束にして売っています。
「うちわみたい」
打木赤皮甘栗かぼちゃは、小ぶりでオレンジ色のカボチャ。
「食卓においとくだけでもいいよね」
北川食品 金沢市青草町88番地 076-264-1711 <加賀野菜> ・加賀太きゅうり 1本 250円 ・金時草 380円 ・打木赤皮甘栗かぼちゃ 880円 |
じゅん散歩:「うつくしや」あぶらとり紙専門店
ひがし茶屋街にやってきました。
江戸から明治時代の茶屋建築がならび、着物姿の人も多い街です。
あぶらとり紙専門店うつくしやに入ります。
このお店は、もともとは、金箔を扱っていたそう。
金箔を売りに行っていたところ、金箔の間に挟む紙が舞妓さんに好評だったのが、評あぶらといり紙のはじめだそうです。
金沢の方言をパッケージに使ったあぶらとり紙があります。
「いんぎらっとしまっし」は「ゆっくりしていきなさいませ」
「まんでいいがね」は、「ものすごくいい」
という意味。
金沢の言葉、おだやかな感じでいいですね。
おみやげをすすめられますが、
「おれんちね、それぞれ買うから、余計なもの買ってくんなって言われるんだよ」
という高田純次さんでした。
うつくしや 金沢市東山1-26-9 076-253-1891 ・新美人画 5冊セット 1,836円 ・七色あぶらとり紙 リップ型(あわいろ) 3本セット 2,268円 ・方言遊々 1冊 20枚入り 378円 |
じゅん散歩:仲乃家 茶屋街を彩る“金沢芸妓”
浅野川に面する料亭街にきました。
主計町(かずえまち)です。
「こっちは高級なんですよ。」落ち着いた通りです。建物が美しい。
着物姿の日傘の女性二人が歩いてきます。
お稽古帰りの二人は、出身は北海道と横浜の芸妓いちこまさんとうたこさん。
料亭の仲乃家さんに案内してもらいます。和服の女将さん、品があります。
高田純次さんお座敷に。
【ナレーション】
江戸時代後期に、点在して茶屋を集めてできた茶屋街。
加賀家が芸術を推進していたので、楽器、歌、踊りなどの芸を磨いてきました。
金沢の無形文化財にもなっています。
女将さんの「せっかくですから」とのおすすめで、
お座敷の一番最初にするというお座敷太鼓を体験します。
お座敷太鼓は、芸妓さんの太鼓に合わせて太鼓をたたく遊び。
トントンツツツツという感じで向かい合ってたたきます。
歌と三味線も加わって、みんなで音楽を奏でる感じです。
高田純次さん、上手と褒められます。
「おでこもいい音だよ」とおでこをたたき、「痛いけどね」
お座敷太鼓は楽しそうですね。
金沢にいったら、こういうものを体験しないといけませんね!
仲乃家 金沢市主計町2-5 076-261-3455 |
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