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ブラタモリは白川郷!見逃した方はこちら!2020.12.5放送

今日は白川郷。世界遺産です。
見渡せる場所からスタート。
「ここは保存しているだけでなく、生活しているんですよ。
日本民家園とはちがう」とタモリさん。

ブラタモリ白川郷 タモリさんの牧師のモノマネの秘密を、案内人 西山徳明さんが語る!

今日の案内人は、北海道大学の西山徳明さん。
タモリさんの同級生の結婚式に出席し、その時のおもしろい司会者がタモリさんでした。
タモリさんの牧師のモノマネはその時からはじまったんだそう。

今日のお題は「白川郷はなぜ美しいのか?」

年間200万人の観光客を呼ぶ美しさには、深い秘密があるのです。



ブラタモリ白河郷 合掌造りの秘密 障子窓と養蚕

白河郷の家は、「合掌造り」
この地方でも珍しいこの形の秘密は?
白川村教育委員会の松本継太さんが説明してくれます。

合掌した手の形をした三角屋根。しかもどの家の同じ方向を向いているのが美しさを作っています。
家は、南北方向に障子が向いています。
「採光かな?」
「光が関係しているのは間違いありません」
「雪?雪を均等に溶かす?」
「そうです!正解です」
屋根を東西に向けることで、屋根の両側に均等に太陽があたって、雪が均等にとけるからなのだそうです。

神田家を見に行きます。
屋根の葺き替えの写真を見ます。
村中の人が協力して、材料をリレー式に屋根の上にあげていきます。

かわいい障子窓が並んでいるのも合掌造りの美しさ。
神田家に入って、秘密を探します。
2階は非常に広い空間ですが、生活はしていませんでした。
構造的には1階建てで、上は屋根裏なのです。

タモリさん屋根裏の窓から外をみます。
「いい眺めだ」
「屋根裏部屋に閉じ込めるよ」浅野アナ。
「そんな時代じゃないでしょ」
「風も通りますね」

障子窓のおかげで、屋根裏も明るく、風通しがいい。
合掌造りの屋根裏を大きくするために。屋根の傾斜も急だった。

「農家の2階といえば養蚕?」
「そうです」

山間部の貴重な平地を、養蚕のためには使いたくないので、屋根裏で養蚕を行っていたのです。

合掌材は、床に固定せず、床下に置かれているだけ。
強い風が吹いたときに遊びがあるように作られています。

ブラタモリ白川郷 焔硝(えんしょう)の生産をしていた

合掌造りがたくさんあることも美しさのポイント。
どうして、こんな山奥に人々は住み続けたのでしょうか?

別の建物、小さくて質素な建物を見に行きます。
欄間には、松や亀の模様があります。
この模様は、富をもたらす、という意味があります。

中にはいると、下は穴が開いています。
お手洗いです。
室内には桶も。大事な材料、人間のおしっこを入れる。

もう一つ、蚕のふんを使って、富をもたらす大事なものを作りました。

「焔硝(えんしょう)?」
爆薬のもとになる材料です。
これらの材料から、バクテリアを使って、焔硝を作っていた。

この家、和田家に伝わる文書をみると、「黒船に備えて、飛騨の焔硝が使われる」と書かれていました。

他の地域でも作っていたが、この地方では安定的に作られていたそうです。

この作り方は、富山の五箇山から伝わったらしい。
「軍事的なものなので、このような山奥で作られたのです」

ブラタモリ白川郷 庄川と牛首断層が平地を作った

ここで焔硝が作られたのは、このあたりの数少ない平地がここにあったからだそうです。

今度は、庄川の河原で、産総研の宮下さんが説明してくれます。
近くの山には二つの窪地が見えます。
「断層?」
「牛首断層といいます」
「活断層の真上に立っているんですよ」
「横ずれ断層かな?」

断層がずれて、庄川が山に邪魔されるようになった。
庄川は流れにくくなった。川が右往左往し、平地ができた!
「牛首断層と庄川のおかげだ」
こうして平地が生まれたのです。



ブラタモリ白川郷 合掌造りの並びの秘密 シュウズ(湧き水)の並びと関係?

白川郷の美しさは、合掌造りの家がなんとなく規則性をもって並んでいることにある。
郷の中を歩くと、メインストリートが2つの連続したカーブを描いている。
「扇状地かな?」

富山大学の竹内先生が教えてくれます。
赤色立体図を見ると、小さな複数の扇状地が、集落内に並んでいるのです。

集落の中には水がたくさん湧いています。
古い扇状地の上に、新しい扇状地が乗った地形なっていて、その境目から水が湧いています。

地元では、この水を「シュウズ」と呼びます。
水は、この「シュウズ」に頼っていました。

明治時代の分布図をみます。
シュウズを水源にして、水路を作り、水田にできるところはできるだけ水路をのばしてすべて水田にした。そして水路のそばに合掌造りが建っている。
水路のそばに作ったので、なんとなく規則性がある。

「シュウズの並びが、まっすぐなところと、曲がっているところがあるよね」気が付くタモリさん。

まずは一直線に並んだシュウズを見に行く。
「昔の川?」
昔の庄川が直線的に扇状地をけずった跡が、直線のシュウズになった。
「川がまっすぐ流れたことがあるんだね」

合掌造りの美しさは、自然の地形の美しさ自然にあらがわず暮らしたことが、美しさをつくったのです。

ブラタモリ白川郷 展望台

展望台に戻ってきました。

展望台からとった写真が世界中に白川郷を印象付けた。
この場所があったことも、大きかった。

「白川郷を語りつくしました。充分じゃないですか?」



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