お散歩ブロガーへいあらんです。初めて「朝の!さんぽ道」のレポートを書いてみました。
本郷の秘境とも呼びたい細ーい路地がお散歩ごころをワクワクさせる番組でしたよ。
Contents
こんな内容ですよ!番組のサイトより
街の移り変わりがよくわかる企画 第26弾!引き続き「根岸」と東京大学がある「本郷」を23年前のガイドブックを片手に歩きます▼境内の奥にひっそりと佇む休憩所…23年後の姿は!?▼トレードマークは“もみあげ”!レトロな理髪店店主の“もみあげ”イマは!?▼無料で公開!パイプオルガンの音色▼「鐙坂」に「現役の井戸」を“いい~感じ”の路地裏散歩▼本郷名物のカレーに舌鼓!67年守り続けた店に大きな変化が! |
23年前の散歩の達人1996年7月号を使って、今の町と見比べながら歩きます。
根岸の最寄り駅は鶯谷と入谷です。
朝の!さんぽ道:千手院!境内の奥にひっそりと佇む休憩所…23年後の姿は!?
「次はどこにいきますかね」
散歩の達人を眺める藤田さん。
千手院 境内奥の隠れ家で一休みしてセミの声を聴こう という記事に注目。一休みすることに。
「千手院 立派なんところだね。奥ってどこかかな?」
と探していると、住職さんが私服の半そでシャツ姿でお庭にいらっしゃる。
「おじゃましてよかったですか」
(私服の住職さんって、貴重なきがする・・)
住職さんに案内していただいた休憩所はレトロな空間。
「ガラスがきれいですね」
すりガラスと透明なガラスが市松模様?のようにはいったガラスが印象的。
「きれい」
「戦後すぐのもので、輸入品。当時はこんな合わせガラスは、国内になかったんですよ。」
写真と全然変わらず、きれいな姿です。
朝のさんぽ道:本藤理髪店!トレードマークは“もみあげ”!レトロな理髪店店主の“もみあげ”イマは!?
次は、大地真央さんファンでもみあげのご主人の写真が印象的な本藤理髪店に行ってみることに。
近所の人にきくと「店はあるけどやってないんじゃない?」
お店は改装中みたい。
でも中からご主人がドアを開けてくれました。
ご主人のもみあげもお店の中も写真のまま!
大きな立派な鏡と、ゴージャスな椅子。
素敵な昔ながらの店内です。
昔はお父さんと営業していたこのお店。
一人で続けるのが大変で、お父さんが亡くなった18年前に閉店してしまったそう。
明治時代からやっている店の内装が評判になり、40年前に新聞社取材。
「それ以来ロケも多くて、大地真央さんはCMのロケでみえてファンになったんです」
もみあげは、高見山が現役のころから、高見山を見習って?伸ばし始めたそう。
「外人の力士で、まじめでいい方です」
同じアングルで写真をとらせてもらいます。
理容室は閉じましたが、今でも写真スタジオとしてお店は健在。
お店は完全にしまってしまったのかと、残念な気がしたのですが、まだ生かされているのですね。貴重な空間、このままでいるといいなあ、と思ってしまいますね。
住む方のメンテナンスは大変だとお察ししますが・・・
ここからは、散歩の達人1996年10月号を見ながら、本郷をお散歩!
宮沢賢治や樋口一葉の暮らした町で、この号は、小川楽器店、現役の井戸、弓町本郷教会などが取材されていました。
朝のさんぽ道:弓町本郷教会!無料で公開!パイプオルガンの音色
1200本のパイプオルガンがあるという弓町(ゆみちょう)本郷教会にいってみることにしました。
特別に中を見せていただくと、ぶどうのステンドグラスが美しい。
パイプオルガンは健在です。
どーんとそびえてますね!
「演奏する方は少なくないですか?」
「五人くらいの信者さんが交代でひいてくだるので、この教会はめぐまれているんですよ」
と教えてもらいます。
隔週火曜日のお昼には無料でパイプオルガンが聴けるそう。
本郷は、見どころが多すぎる町ですけれど、ここのパイプオルガン、聞いてみたいなあ。
朝のさんぽ道:「鐙坂」に「現役の井戸」を“いい~感じ”の路地裏散歩
雑誌には、「鐙坂 坂の中腹にはいい感じの路地がある」と書かれています。
「編集の人のいい感じって、私の感じとあうのかな?」と藤田さんは行ってみることに。
鎧坂は、危険なくらいの急坂です。
本当に東京なのかと思われるような景色。
金田一京介・春彦さんの旧居があります。石川啄木とは親友だったそう!
通っていいのか、不安になるような細い路地が、雑誌の「いい感じの路地」みたい。
はっぴーえんどの「風をあつめて」がBGM
「いい感じね。わかるな」
いやー確かに、なかなかない感じ。
というか、雑誌にのってなければ、入らない細さなんです。
更に進むといい感じの路地だらけ。井戸まであります!
このあたりは戦火をまぬがれて路地が残る貴重な場所だそうです。
いやー本郷を歩くときはこうやって中まで入り込まないとだめですね。
私は何を見てきたんだろう、と思うへいあらんです。
朝のさんぽ道:ルオー!本郷名物のカレーに舌鼓!67年守り続けた店に大きな変化が!
「前の店主が画廊喫茶をやめたあと、従業員の山下さんが店名をひきついで営業してる」と昔の雑誌に書かれている「ルオー」
ここは、有名な店ですね。私へいあらんも名前は知ってます。
看板もドアも年季がはいっています。
店主の山下さんは79歳。茶色いエプロン姿の方。今もお店をやってます。
5時間半煮込んだカレーが名物です。
「食べごたえある、おいしい!」と藤田智子さん。
山下さんは、昭和30年に15歳で鹿児島から上京、住み込みで店員をしていたそう。
店主が画業に専念するために、店をやめたとき、やらせてください、と引き継いだそう。前の画廊喫茶には、三島由紀夫さんや学生運動の学生もきたと語ります。
最近、山下さんの息子さんが、お店を継いだそうです。
お父さんと似ています。
アイスクリームもおいしいそう!
「続けてくださいね。おいしいもの」
朝の散歩道、散歩番組の中でもお散歩らしい番組でした。
散歩の達人を見てまわったんだから、まあ、そりゃあそうですけれどもね。
また、見なくちゃ!