- 初めて松戸を訪れたじゅん散歩。番組をくわーしくレポートします。
高田純次さんが、市役所のすぐやる課や、昔ながらの店構えのお豆腐屋さんと和菓子屋さんを訪問!
Contents
じゅん散歩:駅前でオープニング!
「松戸は千葉で3番目の町だそうです。個性的な町だというんですね。どこも個性的だけれど・・」
【ナレーション】
松戸は古くからのベッドタウン。
常磐線で上野から20分。葛飾区の隣です。
水戸街道の宿場町で、街道の陸運と江戸川の水運が交差する交通の要衝でした。
「実は、ちょっとなめてたんですけど、思ったより大都会でびっくり。初めて来ましたよ。」
大都会と書かれたお店の看板が。
「これは本当の大都会にはないね」
確かに!
青いワンピースの女性に話しかけます。
松戸に住んで5年目の食品関係のお仕事の方。
「松戸どうですか?」
「いろんなものが揃っていて便利ですよ」
「家賃は払ってるでしょ?」
「ふふ、払ってます」
じゅん散歩:相模屋豆腐店!朝の豆腐店 揚げたての逸品
水戸街道の宿場町だけあって、新しい建物の中に、昔からの店構えの建物も多く残っています。そんな中に、懐かしい店構えの豆腐屋さんを見つけて訪問!
奥で、奥さんもめちゃくちゃ笑顔で手を振っています。
店主さんとお話。
「朝早いでしょ?」
「朝2時3時に起き、9時に寝てます。よいこの時間で」
朝2時です!朝じゃないでしょうよねー
店頭で、いなり寿司など、パック入りのお寿司も売られています。
「揚げたての油揚げがあるけど、食べますか?」
「うれしいですね」と高田純次さん。
奥さんが揚げてる、揚げたての油揚げ(丸ごと!)に醤油をかけたものを、特別に試食。
「揚げたてに醤油かけると、絶品だね!仲間にも試食させたいけど」
相当おいしいようです。
ご主人は、もうとっくに年金がもらえる年だそうです。
「もうたたんじゃう?」
「いや、もう少しやらしてもらいたいですね」
おいしい油揚げ、まだまだ食べられそうです。
店を出ると隣にはお稲荷さん。
「揚げたての油揚げ、うまかったな。なかなか食べられない。酒のつまみにもってこい」
店を出てからも褒めてる高田純次さん。
◆放送後のツイート!
今日 じゅん散歩 に
出ちゃってさ
油揚げ だったけど(笑) pic.twitter.com/qhEaBOcNYY
— 哀愁のシンフォニー (@47mpOI4jQrnKuUF) November 18, 2019
相模屋豆腐店 松戸市松戸1277 047-362-5411 ・油揚 85円 |
じゅん散歩:栄泉堂 岡松!和菓子店で発見「すぐやる菓」
旧水戸街道を歩くと、ビルの谷間に昔ながらの建物が並びます。
松戸探険隊 ひみつ堂は、大正建築の米店を利用した観光案内所です。
(立ち寄りませんでした)
そんな中の1軒、和菓子屋さんのガラス扉に「すぐやる菓」と貼ってあります。
お店をされているお母さんと娘さんが出て来てくれます。
「すぐやる菓」って貼ってあるけれど、一時これで有名になった市があったよね。ここなの?」
すぐやる課は、松戸市だそうです。
白いお菓子やさんの調理着?の息子さんも呼ばれます。
「インパクトあるものはパクらなくちゃね」
【ナレーション】
松戸市役所にあるすぐやる課は、元松戸市長の松本清さんの発案でできました。
全国の40以上の自治体に広まりました。
松下清さんは、「マツモトキヨシ」の創業者でもあります。
「このお菓子は、市のイベントの時に、お菓子作ってみたら、ということで作った」と教えててもらいます。
すぐやる菓は、ハチミツを使った、どら焼きくらいのサイズのお菓子。
お店の上り口で座っていただく高田純次さん。
とても美味しいようです。
栄泉堂 岡松 松戸市松戸1809 047-362-2535 ・すぐやる菓 1個 151円 |
じゅん散歩:松戸市役所!発足から50年「すぐやる課」
お菓子やさんで教えてもらった松戸市役所のすぐやる課へ。
市役所を訪ねるのは、じゅん散歩的には結構珍しいのかな?
市役所受付の女性がフレンドリー。
「すぐやる課ありますか?なくなったりしてないですか?」
二階に上がります。
「以外と人数が少ないんですね」
すぐやる課だけあって、皆さん現場に散っているようです。
石原課長とおはなし。
「もう出家なさったんですか?」といきなり言ってしまう高田純次さん。
課長さん、苦笑。
◆放送後のツイート!
ええーっと、
もう出家なされたんですか?じゅんちゃんは変わらず
愛と笑いを振りまいていた。#じゅん散歩 pic.twitter.com/FUlENvfwrw— 楓 (@milkglass77) November 18, 2019
「どんな依頼が多いんですか?」
今は、スズメバチの駆除が多いそうです。
駆除の様子を撮った写真が、室内にパネル展示してあります。
「下着忘れっちゃったけど、みたいな依頼はない?」
さすがにそれはないみたい。
「猫が死んじゃったけど、みたいなのは?」
道路の死骸の片付け依頼は多いんだそう。
「旦那が剣道の試合に行ってるのに、子どもが熱を出してしまったので、旦那を探して!」
なんていう依頼もあったようです。
昔からの依頼の様子が映ります。
「〇〇派の坊さんを探して」
「マツドドンが出たので捜索して」なんていう依頼もありました。
川をさらっている映像が流れます。マツドドンって誰でしよう?
「すぐやる課」ができたころは、松戸市もベッドタウンとして開発中。
道路の補修の依頼が多かったのです。
今は、現在9人の職員が、年間3000件の依頼に対応しています。
依頼の6割は動物関係、スズメバチ駆除については、市で防護服も持っています。
仕事ができそうな職員さん登場!
この職員さんは、最近リクガメも捕獲したらしい!
防護服を着て見せてくれます。
意外とシャラっとした生地です。
「放送的には、宇宙服と言いたい」
職員さん、宇宙っぽいポーズをしてくれます。
「スズメバチ駆除は業者に頼むとお金がかかりますから」
「市役所に頼むと無料?」
「市民サービスとして無料でやっています」
「ちがうところに住んでるけど、スズメバチは松戸市に頼みたいな」
松戸市役所 松戸市根本387-5 047-366-1111(代表) |
「すぐやる課」と松本清(マツモトキヨシ)市長
じゅん散歩のすぐやる課への訪問、楽しかったです。
松戸市役所の職員さん、フレンドリーですね。
気になるので少し調べてみました。
松戸市役所のサイトには、こんなことが!
市長さんの標語がいいですよね。
この時代に、「市民はお客さま」って新しかったんではないでしょうか?
「すぐやる課」は、昭和44年10月に発足し、以来全国初のすぐやる課として市民の皆さまから活躍が期待され、松戸市の誇るべき伝統として継承してきました。
すぐやる課の理念である「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」の精神をモットーに、松戸市の安心・安全な生活環境の実現に向けて、日々皆さんからの多くの要望に対応しています!
その市長は、あのドラッグストア、マツモトキヨシ創業者の松本清さんだったんですね。
THE SANKEI NEWSHE 2019.10.18に詳しい記事があります。(省略して抜粋)すぐやる課の生みの親は、ドラッグストア「マツモトキヨシ」創業者として知られる当時の松本清市長。「市民の要望がたらい回しにされている」と部署にとらわれず迅速に困りごとに対処する、すぐやる課を思いついた。
松本市長は昭和48年に64歳でで死去。
当時、全国300以上の自治体に同様の組織が作られた。だが、リストラや市町村合併を機に廃止が相次ぎ、松戸市でも廃止論が何度か出たが、「すぐやる課は松戸市政のシンボル」と存続。現在では、高齢化による新たなニーズで見直され、すぐやる課を設置する自治体が再び増えている。
松本清市長は、丁稚奉公をしながら薬の知識を学び、星製薬商業学校卒業。薬のお店をしながら、小金町(現松戸市)議員、県議会議員を務めました。
昭和44年に松戸市長。同年、「すぐやる課」を創設。
就任してすぐに作った課なんですね!
60代で亡くなったという松本清さんですが、すぐやる課とマツモトキヨシは今も健在!