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ブラタモリは清水寺!近江アナ時代のアンコール!2020.5.16再放送 

「メジャーな場所には行かないブラタモリがこんなところに!」とオープニングでタモリさんが言っていました。観光地は軽く切り上げ、清水寺近くの暗渠、坂道を巡る放送。案内人の以倉さんが、近江アナに「暗渠どう?」みたいに聞いてるところが面白かったです。近江アナ、このころも、ふわっといい感じです。2017年4月8日放送分をアンコール再放送。
サムネイル

清水寺にやってきたタモリさんと近江アナ。
清水寺は、タモリさんも朝などに散歩にくるそうです。
「京都一の観光地、こんなところに来るとは思わなかった」


今日のテーマは「人はなぜ清水を目指す」
古都でも人気の観光地・清水寺を、昔も今もたくさんの人が目指す理由を探ります。
以倉さんが案内人。町歩きを企画、歴史と地形に詳しいそうです。
以倉さんは、「ブラタモリ京都御所」でも案内人を務めました。

「ここはいつから人気だったと思いますか」
「江戸?」
「平安時代から人気なんです」

枕草子にも、「騒がしきもの」として清水寺が登場していた!

仁王門からスタートします。
坂井輝久さんが、案内。

奥の院から本堂を望みます。
奥の院の舞台です。
本堂は、ひわだ葺きの吹き替えをしています。(番組収録時)




ブラタモリ(清水寺)清水の舞台で藤原成通が蹴鞠?

昔は、清水の舞台はなかったんです。
1161年に初めて舞台のことが文献にでてきます。
「藤原成通が、本堂の舞台の高欄で蹴鞠をした」とかかれています。

「うそでしょう!」
なぜ、がけから張り出すように舞台をつくったんでしようか?

清水寺は、崖ギリギリに作られているので、参拝者が多くなって、張り出すような舞台ができたそう。

なぜこんなに人気になったんでしょうか?

千手観音様がご本尊なのですが、「あらゆる人の声を聴く」「あらゆる願いにこたえる」とみなが清水寺を目指した。

ブラタモリ(清水寺)清水の舞台で飛び降りた人たち!

江戸時代になると、舞台そのものを目指す人も!

「飛び降りた人、いると思いますか?」
「いるでしょう。日本って色々なものが流行るからあるんでしょう」
「数えると237件あるそうです」
観音様に自分の願いを聞き届けてもらうため、それくらいの願いをこめてとんだそうです。

歌舞伎のシーンに、着物をきて飛び降りた女性も。
これがうけて、さらにマネする人もでてきたんだとか。


ブラタモリ(清水寺)「音羽の滝」が清水寺の名前の由来!

「そもそも清水寺の語源はご存じですか?」
急な階段を降りて、滝を見に行きます。
「音羽の滝」
「これが清水寺の清い水。」清水寺の名前の由来です。

もともとは、滝で修行をするところだった。
最近は、三本の滝の水、それぞれ別のお願いがかなえられるそう。

長いひしゃくで、タモリさんは「延命長寿」の滝、近江アナは「学力」の滝から水を汲みます。
「学力いらないでしょ」タモリさん。
「もうちょっと頭よくなりたくて」近江アナ。

でも、「水はどれも同じです」とのはりがみが。


「近江さん、この岩覚えてます?」案内人の以倉さんの質問。
「嵐山で見ました?」
「石みてこんなに盛り上がれるなんて信じられない、と言っていた時の」
「わかります、チャート、放散虫」
近江アナ、見事正解。
「水が効いたね」

ブラタモリ 観音様の補陀落(ふだらく)のような崖の交差点に建つ清水寺

地層が同じ清水寺と嵐山はもともとつながっていました。
地層が落ち込んで、盆地ができ、今は別々に。
うしろにあるのは断層崖。

本堂が建っているのは、断層崖とは、直交する崖。
音羽の滝の川が削ってできた崖なんです。

「ここは崖の交差点。めずらしい地形です」

観音様の絵巻をみると、観音様は、崖の上にいる、

ここは、観音様が住むという補陀落(ふだらく)をイメージできる場所だったのです。
「京都近くにこんな場所があれば、みんな目指すよね」

ブラタモリ(清水寺)轟川(とどろき)などでつくられた尾根が歩きやすい参道になった

清水寺の参道も、清水寺を目指すのにうってつけでした。
「参道、いい感じに曲がってる坂道でね」
参道は、2つの川は削ってできた尾根の上に作られていました。

三年坂、美しい階段を降りてゆくと、川の一つを確かめることができます。
川のあとがあります。
ひょうたんを下げた土産物やさんが「轟川のあと」と教えてくれました。
「名所図会にも轟川が残ります」

マンホールに大きな川音。
「暗渠になっても生きてるね。蓋しやがって、生きてるぞ(タモリさんの轟川の声)」

川の水源にきました。
音羽の滝の川だけでなくて、もう一つ川が流れていることで、歩きやすい尾根の地形ができ、そこが参道になった。

ブラタモリ(清水寺)轟川(とどろき)の水源まで暗渠めぐり

「暗渠めぐり、いいね」
タモリさん大喜び、
「近江さん、暗渠はどう?」
「別府で体験したのですが、水の気持ちになるのは難しいです」

一行は水の気持ちになって、低いところを目指します。
轟川は、家にはばまれてたどることができません。
犬を連れた男性が、轟川は、学校を通って、保育園につながってると教えてくれました。
「川のおっちゃん?川の妖精だね」


学校の裏には、川跡らしい深い階段が。
川の妖精さんが言っていた保育園もありました。
八坂の塔にでました。ここにも前は川が流れていたんです。

「近江さん、暗渠めぐりどうでしたか?」
「暗渠見ながらいろいろな景色みれて・・」
近江アナも暗渠、楽しんだみたいです。


ブラタモリ(清水寺)六道珍皇寺・清水坂はあの世とこの世の境目?小野篁像も

清水坂に行くと、清水寺に参拝したもう一つの目的がわかるそうです。

空也上人の六波羅蜜寺のそばです。
「空也上人といえば、口から人を出す?」という近江アナに、「人じゃない!」

六波羅蜜寺のサイトによると空也上人の像の説明!六体の阿弥陀なのでしたね。

運慶の四男康勝の作。胸に金鼓を、右手に撞木を、左手に鹿の杖をつき、膝を露に草鞋をはき、念仏を唱える口から六体の阿弥陀が現れたという伝承のままに洗練された写実彫刻である。

平清盛坐像 鎌倉時代(重要文化財)

坂は、この世のあの世の境だと考えられていた。
鴨川が三途の川と思われていた。
坂が、あの世とこの世の境目と思われていた。

六道珍皇寺の住職の坂井田さんが案内。
格子の中には閻魔大王。
「裁きをしてくださる閻魔大王がここに」

小野篁(たかむら)の像も
「あの世とこの世を行き来した人だ」
お昼は朝廷の役人、夜は井戸を通って閻魔様の裁きの手伝いをしていたといわれる人。

江戸時代の六道が描かれた絵。
「生きているときの行いによって6つの道に振り分ける」という絵。
「小野篁は人間の弁護をするのがお仕事」

このお寺は地形的にも、あの世とこの世の境目にある、
「ここは断層崖」
京都の町からゆるゆる坂を上り、この断層でぐっと坂を上る。
「断層ってわからなくても、大昔の人もここが境目ってわかるんだよね」

今でもお盆に人は、この六道珍皇寺を目指すのです。
▶六道珍皇寺のサイト

「六道」とは、仏教の教義でいう地獄道(じごく)・餓鬼道(がき)・畜生道(ちくしょう)・修羅(阿修羅)道(しゅら)・人道(人間)・天道の六種の冥界をいい、人は因果応報(いんがおうほう)により、死後はこの六道を輪廻転生(りんねてんせい)する(生死を繰返しながら流転する)という。 この六道の分岐点で、いわゆるこの世とあの世の境(さかい)(接点)の辻が、古来より当寺の境内あたりであるといわれ、冥界への入口とも信じられてきた。

六道珍皇寺山門と門前「六道の辻」の碑
このような伝説が生じたのは、当寺が平安京の東の墓所であった鳥辺野に至る道筋にあたり、この地で「野辺の送り(のべのおくり)」をされたことより、ここがいわば「人の世の無常とはかなさを感じる場所」であったことと、小野篁が夜毎(よごと)冥府通いのため、当寺の本堂裏庭にある井戸をその入口に使っていたことによるものであろう。この「六道の辻」の名称は、古くは「古事談」にもみえることよりこの地が中世以来より「冥土への通路」として世に知られていたことがうかがえる。   <お寺のサイトより>


清水寺の参道の南側には広大な墓地があります。
「墓地は、知らなかった」
「なぜ墓地が?」
「もともと埋葬地だったのです」
古い地図には、鳥野辺という文字。
もともと広大な埋葬地があったんです。観光客がは気づかず歩いていきますが。


清水寺の真横に死の世界。
「亡くなったあともここを目指す。観音様も、ご先祖さまも京都を見守っているんだ」
「断層って気づかなくても、ここには何かあると日本人は感じる、みんな断層ファンだ」
最後のタモリさんの言葉です。




浅野アナのエンディング。屋根のふきかえも終わり、舞台の修復をしているそう。
以倉さんのお手紙。
「清水寺の参道もひっそり、町歩きツアーも中止になっています。
でも、京都の町はへこたれません。オンライン講座も反響がありました。
晴れ渡る空の下でまたブラブラしましょう。」

またゆっくりと旅を楽しめる日を目指しています。
次回は富士山スペシャルです。


ブラタモリ(清水寺)以倉敬之(いくら たかゆき)オンライン講座もしてるみたい!

「ブラタモリ13巻」NHKブラタモリ制作班監修 2018.9発行によると、
「まいまい京都事務局」代表です。平成23年に、京都の住人がガイドする「まいまい京都」を立ち上げ、年間700回ものツア-が人気とのこと。
この本の中でも、以倉さんが、清水寺と、場所の地形や地質の関係について書いています。



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